ECサイトのランニングコスト一覧!人件費/月額コストをご紹介
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公開日 2021年09月03日  更新日 2022年12月29日

ECサイトのランニングコスト一覧!人件費/月額コストをご紹介

ECサイトのランニングコスト一覧をご紹介!
「ECサイトが欲しいけど、ランニングコストも気になる」とお考えではないでしょうか。ランニングコストが高ければECサイトを構築依頼するのも躊躇ってしてしまうと思います。結論から申し上げますと、ECサイトのランニングコストはサイトによって異なりますので、絶対にいくらであるとは明言しにくいです。また、EC運営代行を依頼するかどうかによっても月額のランニングコストは変化します。この辺りの詳しい詳細についてこれからご紹介いたします。

ECサイト運営に必要なランニングコスト一覧

ECサイト運営に必要なランニングコストは以下の通りです。

  • ・レンタルサーバ ~ ホスティング費用 (月額約500 ~ 12,000 円)
  • ・独自ドメイン取得・維持費用 (年額約3,000 ~ 6,000円)
  • ・独自SSLサーバ証明書 取得・維持 (年額約15,000 ~ 90,000 円)
  • ・決済代行会社 契約料 (売上額の約3~5%程度+契約料)
  • ・ASPショッピングカート レンタル料 (月額約500~10,000円)
  • ・販売手数料や事務手数料など
  • ・運営代行費用(月額50,000~300,000円)
  • ・人件費(自社運用は最低3人分の費用)

上記の内容について簡単にご説明いたします。
※ここでは、ネット環境はすでにあるという前提で説明しております。ネット環境を必要な場合は、別途費用がかかります。

レンタルサーバ ~ ホスティング費用 (月額約500 ~ 12,000 円)

ECサイトを構築するには、エックスサーバーやロリポップといったレンタルサーバーとの契約が必要です。レンタルサーバーの契約形態には、丸ごとレンタルする専用サーバーと他の人と一緒に使う共有サーバーがあります。ECサイト構築する際は、共有サーバーで行うことが一般的ですので、月額約500 ~ 12,000 円は共有サーバーでの価格となります。

独自ドメイン取得・維持費用 (年間約3,000 ~ 6,000円)

ドメインとは、ホームページのアドレスとなる箇所で、いわゆるホームページ独自の住所のようなものです。サーバーとは別にドメインを取得しなければなりません。取得するドメインによって年間のランニングコストが変わります。年間3,000~6,000円と記載されていますが、人気のドメインであるほど、維持費も高くなるため、覚えておきましょう。

独自SSLサーバ証明書 取得・維持 (年間約15,000 ~ 90,000 円)

SSLとは、インターネット上におけるウェブブラウザとウェブサーバ間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みのことです。ECサイトでは、クレジットカードや会員情報など個人情報を取り扱っているため、SSLは必須です。SSLをしていないことで、個人情報流出を引き起こしたり、ユーザーから信頼を得られないというデメリットがあるため、SSLは必ず行いましょう。

決済代行会社 契約料 (売上額の約3~5%程度+契約料)

クレジットカードやコンビニ決済などを取り入れる際、決済代行会社と契約を結美ます。その際に掛かる月額費用が「売上額の約3~5%程度+契約料」といったところです。また、ASPカートと呼ばれるものでECサイトを構築する場合、機能として付いている場合がありますが、こちらも同じように手数料が掛かりますので、ご注意ください。

ASPショッピングカート レンタル料 (月額約3,000~100,000円)

ASPショッピングカート(ASPカート)とは、ネットショップの注文を処理するソフトウェアのことです。つまり、ECサイトとして商品を売るシステムがすでに出来上がっているソフトウェアのことで、ASPカートを利用することで、費用を抑えてECサイトを構築することができます。ASPカートにもBASEやShopifyなどの様々な種類がありますが、それぞれ特徴があるため、自社の状況に応じて選ぶことをおすすめいたします。ECサイト構築におすすめの主要ASPカート14選!【2021年8月最新】で主要ASPカートをご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

販売手数料や事務手数料などのその他手数料

販売手数料や事務手数料などのその他手数料は、必要である場合はそうではない場合があります。先ほどご紹介しましたASPカートにも、種類によっては販売手数料や事務手数料などを設定している場合と、していない場合があるので、カートシステムを選んだらしっかり手数料関係は確認しておくことをおすすめいたします。

運営代行費用(月額50,000~300,000円)

運営代行費用は、ECサイトを構築し終わったら、ECサイトへ集客を行わなければなりません。その運営を自社内で行う場合は代行のランニングコストは0円になりますが、自社内でSEOやWeb広告等に詳しい人がいるというのはなかなかないと思います。そんなときに役に立つのがEC運営代行です。運営代行を依頼すれば、商品ページ作成や商品登録、バナー作成、SEO対策、Web広告運用代行などすべて行ってくれます。PULL-NETは様々なECサイト運営代行を行ってきた経験から的確に運営代行することが可能ですので、ECサイト構築された後にお困りでしたら、ぜひ一度問い合わせ下さい。

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人件費

ECサイト運営を自社内でする場合は、最低でも3人ほどのチームを組んで運営することをおすすめいたします。商品登録や商品ページの作成、集客活動などを1人でするのは時間が足りないため、3人ほどでECサイトの運営を行いましょう。その際の人件費は、会社にもよりますが、1人30万円と考えると、90万円の人件費がかかります。また、スポットでの外注費なども掛かることもあると思うので、場合によっては100万円程掛かる場合もあります。前述した運営代行を依頼すれば、月額50,000~300,000円で抑えることができるため、人件費のことを考えると運営代行を依頼するのは賢い選択と言えるかもしれません。

ECサイトは構築方法でランニングコスト変わる

ここまで、ECサイトのランニングコストを説明してまいりましたが、途中でECサイト構築方法としてASPカートについて触れました。実は、ECサイト構築方法には、いくつか種類があり、その方法によってランニングコストが変化することがあります。ここでは、ECサイトの構築方法についていくつか紹介いたします。

オープンソース(EC-CUBE)によるECサイト構築

オープンソースとは、無償で一般公開されているソフトウェアを構成しているプログラム「ソースコード」のことです。代表的なものではEC-CUBEがあります。オープンソースは初期費用・月額費用が無料とカスタマイズ性の高さが魅力的ですが、ECサイト構築するには専門的な知識が必要なため、構築の難易度は非常に高いです。しかし、初期の状態ではセキュリティ対策がされていないため、プラグインを追加したり、何かしら不具合が発生した際にサポートが受けられない場合があるため、細かな部分で費用が掛かってしまうことがあります。

ASPカートによるECサイト構築

ASPショッピングカート(ASPカート)とは、ネットショップの注文を処理するソフトウェアのことです。カートシステムがすでに構築されているため、月額数千円~数万円支払うことで、簡単にECサイトを構築できます。初期の構築費用も比較的に安く抑えることができるため、小規模・中規模事業者には人気の構築方法です。

ECモールによるECサイト構築

ECモールとは、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場などのモールでの出店を意味します。ECモールは最も手軽に商品販売ができることから非常に人気ですが、手数料が他のECサイト構築方法とは高くなります。楽天であれば、「出店料」「システム利用料」「システムサービス利用料金」「楽天ペイ利用料」などがかかります。

楽天の出店プランはこちら

各ECモールによって費用が異なるため、しっかり確認しておきましょう。

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Amazon出店プランはこちら

ECパッケージによるECサイト構築

ECパッケージは、最初からECに必要な機能が揃っており、柔軟なカスタマイズ性があるのため特徴です。しかし、初期費用とランニングコストが高いというデメリットがあります。特別な理由がない限り、あまりECパッケージによるECサイト構築は行わないません。

フルスクラッチによるECサイト構築

フルスクラッチとは、0からオリジナルのECサイトを構築することです。そのためカートシステムを作り上げなければならないため、ECサイト構築方法の中で一番費用が掛かります。ランニングコストが安く抑えられるというメリットもありますが、構築費用に数千万~数億という単位で掛かるため、フルスクラッチは予算に余裕がある、絶対にフルスクラッチでなければならない等の条件がある場合に選択しましょう。

まとめ:ECサイト構築前にランニングコストを事前に確認しておこう

最後に、ECサイト運営に必要なランニングコストを再度まとめておきます。

  • ・レンタルサーバ ~ ホスティング費用 (月額約500 ~ 12,000 円)
  • ・独自ドメイン取得・維持費用 (年額約3,000 ~ 6,000円)
  • ・独自SSLサーバ証明書 取得・維持 (年額約15,000 ~ 90,000 円)
  • ・決済代行会社 契約料 (売上額の約3~5%程度+契約料)
  • ・ASPショッピングカート レンタル料 (月額約500~10,000円)
  • ・販売手数料や事務手数料など
  • ・運営代行費用(月額50,000~300,000円)
  • ・人件費(自社運用は最低3人分の費用)

ECサイトのランニングコストを意識するのも重要ですが、まずは希望通りのECサイトを手に入れることを目的にECサイト構築しましょう。もし、ECサイト構築でお困りでしたら、PULL-NETへご相談下さい。最適な構築方法のご提案をいたします。

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