リスティング広告とディスプレイ広告の違いとそれぞれの活用方法を徹底解説!
お問い合わせはこちら 制作事例依頼
公開日 2021年08月27日  更新日 2021年08月18日

リスティング広告とディスプレイ広告の違いとそれぞれの活用方法を徹底解説!

リスティング広告とディスプレイ広告の違いとそれぞれの活用方法を徹底解説!
「リスティング広告とディスプレイ広告の違いって何だろうか」「どのようにして使い分けたらいいのか」など様々な疑問をお持ちではないでしょうか。Google広告やYahoo!広告を出稿する際、リスティング広告とディスプレイ広告を配信する場合があると思います。

しかし、リスティング広告とディスプレイ広告の違いが分からない、もしくは、活用方法がよく分からないといったことを思い、この記事にたどり着いた方も多いかもしれません。そこで今回は、リスティング広告とディスプレイ広告について、概要や違い、活用方法などを詳しくご説明いたします。

リスティング広告とディスプレイ広告の概要

ここでは、リスティング広告とディスプレイ広告の各概要についてご説明いたします。

リスティング広告とは

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて検索結果の上部及び下部に表示される広告です。検索結果画面には、横長のエリアにタイトルと説明文や広告表示オプション等が表示されます。

課金形態はクリック課金型で、キーワードの競合性などにより1クリックあたりの単価が決められ、支払いを行う形態です。

ディスプレイ広告とは

ディスプレイ広告とは、Googleディスプレイネットワーク上で提携されているWebサイトやアプリ上の広告枠に表示される、画像や動画、テキスト形式で表示される広告のことです。

課金形態はクリック課金型とインプレッション課金型があります。クリック課金型はリスティング広告と同様に、クリックされるたびに課金される形態です。一方、インプレッション課金型とは、ディスプレイ広告が1,000回表示されるたびに課金される形態です。
※インプレッションとは、表示回数のこと

リスティング広告とディスプレイ広告の3つの違い

ここでは、リスティング広告とディスプレイ広告の3つの違いについてご説明いたします。

アプローチできるターゲット層の違い

リスティング広告とディスプレイ広告のターゲット層は以下の通りです。

  • ・リスティング広告は顕在層(購入確度が一番高い層)
  • ・ディスプレイ広告は潜在層(購入確度はまだ低いが商品に興味・関心のある層)

リスティング広告とディスプレイ広告はアプローチするターゲット層が異なるため、商材や目的に応じてどちらを出稿するのかを決めると良いでしょう。

広告掲載位置の違い

リスティング広告は検索結果画面に広告を表示しますが、ディスプレイ広告はWebサイト内、アプリ内に広告を表示します。

リスティング広告はWebサイトへ訪れる前、ディスプレイ広告はWebサイトへ訪れている状態での広告が表示されています。

クリエイティブの違い

リスティング広告のクリエイティブはテキストのみです。一方、ディスプレイ広告のクリエイティブは画像とテキストです。リスティング広告は限られた文字数の中でテキストのみでユーザーへアプローチしなければなりませんが、ディスプレイ広告は画像を用いて情報を伝達できます。直感的にユーザーへ訴えると効果のある商品にディスプレイ広告は向いているといえるでしょう。

リスティング広告とディスプレイ広告のそれぞれのメリット

ここでは、リスティング広告とディスプレイ広告のそれぞれのメリットについてご説明いたします。

【リスティング広告】顕在層へ直接アプローチできる

リスティング広告のメリットは、なんといっても顕在層へ直接アプローチできる点です。検索を起こすユーザーの多くは目的を持って能動的に検索を行っているため、コンバージョンに結び付きやすいユーザーが多いです。そういったユーザーへ直接アプローチできるのは、リスティング広告の大きなメリットといえるでしょう。

【リスティング広告】効果を得られるまでの期間が短い

リスティング広告は出稿準備が整えば、すぐに広告配信ができます。商材に合ったキーワードで広告出稿できていれば、早ければその日にお問い合わせ獲得できる場合もあります。効果が得られるまでの期間が短いため、短期間でコンバージョン数を増やしたいという場合はリスティング広告がおすすめです。

【ディスプレイ広告】潜在層へアプローチできる

ディスプレイ広告は潜在層へアプローチするのに適しています。自社の商品・サービスに関連性の高いWebサイトやアプリへ広告出稿することができますし、メインのターゲット層がよく閲覧する傾向のあるカテゴリへの出稿も可能です。顕在層へのアプローチとは異なり、ニーズをユーザーへ気付かせてからCVへ繋げるということも可能です。

【ディスプレイ広告】クリック単価(CPC)が安い

ディスプレイ広告のクリック単価は非常に安いです。商材によりますが、1クリック10円ということもあるため、低コストで潜在層へのアプローチするのに非常に適しています。

リスティング広告とディスプレイ広告のそれぞれのデメリット

ここでは、リスティング広告とディスプレイ広告のそれぞれのデメリットについてご説明いたします。

【リスティング広告】潜在層には向かない

リスティング広告は潜在層には向いていません。なぜなら、「ユーザーが検索する」という構造に理由があります。ユーザーが検索するときは、疑問や悩みなどを抱えて、それらを解決するために検索する能動的なユーザーがほとんどです。そのため、その答えを探すために動くため、商材がユーザーのニーズとマッチすれば、コンバージョンに繋がるという流れです。しかし、「検索する」という行動は目的なしで行うユーザーはあまり存在せず、潜在層は自身のニーズに気付いていないため、そもそも検索すらしません。そのため、リスティング広告は潜在層へのアプローチが向いていないと言えます。

【リスティング広告】広告出稿に手間がかかる

リスティング広告を出稿するには、アカウント作成、広告文、説明文、ランディングページ、広告表示オプションの設定など様々な手間がかかります。ランディングページ作成するにも、外部の制作会社に任せるとどうしても1ヵ月ほど時間がかかります。また、広告文も説明文も1つだけ用意するのではなく、複数のパターンを用意しなければなりません。ライティングスキルがある方にとってはそこまで手間ではありませんが、ライティングスキルがない場合、この作業は非常に時間が掛かりますし、効果的なテキストではない場合が多いです。このようにリスティング広告出稿には手間がかかるというデメリットがあります。

PULL-NETではライティングスキルが豊富かつリスティング広告運用のプロが在籍しております。また、制作部隊も自社で持っているため効果的なランディングページ制作も可能です、もし、リスティング広告出稿をお考えの方は、ぜひPULL-NETへご相談ください。

PULL-NETへ問い合わせる

【ディスプレイ広告】CV獲得に繋がりにくい

ディスプレイ広告は潜在層へのアプローチに適しておりますが、潜在層はニーズに気付いていない、もしくはニーズはあるが必要と感じていないということがあります。そのため、顕在層へ直接アプローチできるリスティング広告と比べて、CV獲得に繋がりにくいというデメリットがあります。

「では、ディスプレイ広告はやらないほうが良いのでは?」と考えてしまうかもしれませんが、実は層でもありません。その理由は「リスティング広告の弱点を補う形でディスプレイ広告を配信する」で解説しておりますので、ぜひご覧ください。

【ディスプレイ広告】バナーなどのクリエイティブの用意が必要

ディスプレイ広告はリスティング広告ほどのテキストの用意は必要ありませんが、バナーと呼ばれる画像が必要となります。デザイナーへ依頼すれば数日で用意できますが、どのようなデザインにするのか、バナー内のテキストはどうするのか、訴求ポイントはどうするかなど要件定義をしなければなりません。

PULL-NETはデザイナー部隊も社内にいますので、ヒアリング結果を基にバナーの内容もご提案可能です。

PULL-NETへ問い合わせる

リスティング広告とディスプレイ広告の活用方法

ここでは、リスティング広告とディスプレイ広告の活用方法についてご説明いたします。

リスティング広告の弱点を補う形でディスプレイ広告を配信する

リスティング広告とディスプレイ広告のメリット、デメリットをご説明いたしましたが、実はリスティング広告とディスプレイ広告の性質は反対であるということをお気づきでしょうか。

リスティング広告は顕在層、ディスプレイ広告は潜在層へのアプローチを得意としており、反対にリスティング広告は潜在層、ディスプレイ広告は顕在層が不得意です。

つまり、リスティング広告、ディスプレイ広告を併用することで、それぞれの弱点を補いつつ、効率的に集客が出来ます。しかし、見出しにもある通り、「リスティング広告の弱点を補う形でディスプレイ広告を配信する」というのがおすすめの配信方法です。

その理由は次にご説明いたします。

予算が少ない場合は、まずはリスティング広告を優先する

「リスティング広告の弱点を補う形でディスプレイ広告を配信する」理由として、リスティング広告とディスプレイ広告どちらを配信するべきかと悩んだ時は、まずはリスティング広告を選ぶことをおすすめするからです。

というのも、リスティング広告はCVに繋がりやすい顕在層へのアプローチに適しているからです。まずはCVに繋がりやすいターゲット層からの獲得から行い、予算に余裕があればディスプレイ広告で潜在層へのアプローチをするというのが理想的です。

30万程月額予算あれば、25万をリスティング広告、5万をディスプレイ広告といったようにリスティング広告に重点を置いて配信すると良いでしょう。

リマーケティングで反応を高める

リマーケティングとは、以前にWebサイトへ訪れたユーザーに対して再アプローチできる広告です。一度Webサイトへ訪問済みのユーザーは商材やサービスに興味を持っている可能性が高いため、再アプローチすることでコンバージョンに繋げます。リマーケティングを活用することで、ディスプレイ広告が苦手とする顕在層へのアプローチもある程度カバーできるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。リスティング広告とディスプレイ広告の違いは、ターゲット層と掲載位置やクリエイティブです。リスティング広告とディスプレイ広告のメリット・デメリットを理解し、上手に活用することで最大限の効果を実現できます。

しかし、リスティング広告とディスプレイ広告は準備するために必要なものが多く、社内だけでは完結するのは難しいと思います。PULL-NETでは、ランディングページ制作やバナー制作から広告入稿作業や運用代行まですべて行うことが可能です。

ランディングページだけ依頼したい、バナー制作だけ依頼したいといった部分的な依頼も可能でございますので、ぜひお問い合わせ下さい。

PULL-NETへ問い合わせる
PULL-NETのリスティング広告サービス詳細はこちら