shopifyで作られたECサイトで商品が売れない11つの原因とは?
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公開日 2023年07月07日  更新日 2023年07月27日

shopifyで作られたECサイトで商品が売れない11つの原因とは?

shopifyで作られたECサイトで商品が売れない11つの原因とは?

【結論】商品が売れない原因にshopifyは関係ない

【結論】商品が売れない原因にshopifyは関係ない
見出しにもある通り、商品が売れない原因にshopifyは関係ありません。shopifyはあくまでもECサイトに必要な機能がまとめられたASPカートです。売れるECサイトかどうかに直接関係はありません。

では、なぜ商品が売れないのでしょうか?ここでは、商品が売れない原因とshopifyで売れるための方法を紹介いたします。

商品が売れないshopifyの「運営方法」は存在する

商品が売れないのにshopifyは関係ありません。しかし、売れないshopifyの「運営方法」は存在します。ここでは、次の11つの売れない運営方法について紹介いたします。

商品の需要がない

市場の変化、狭い市場、需要が少ない市場など市場が問題で、商品の需要が無く、売れないということも考えられます。商品の需要が無いと、shopifyでクオリティの高いECサイトを制作したり、集客を行ったりしても売れない可能性があります。

そもそも集客ができていない

商品を売るためには、ECサイトへ多くのアクセスを獲得しなければなりません。ECサイトは公開しただけでは売れません。ブランド力のあるECサイトであれば、何もしなくても集客はできますが、多くのEC事業者はブランド力で勝負出来ないことが多いため、集客は必要不可欠です。

デザイン性や利便性の問題

shopifyが提供しているテンプレートをそのまま使っているといった場合に起こりやすい問題です。shopifyは海外発のECカートであるため、用意されているテンプレートも海外向けのものがほとんどです。そのため、日本に適したデザインや利便性ではないことがあります。

また、単純にデザイン性が悪いECサイトだと売れないこともあります。例えば、服を販売しているECサイトなのに、おしゃれでセンスを感じられないデザインだと、多くの人はサイトを離脱するでしょう。

その他にも、購入ボタンが分かりにくい、レイアウトに違和感がある、操作しづらい等の問題があると、ユーザーは離脱し、購買までに至らないでしょう。

リピーター化が出来ていない

新規顧客を獲得するには、既存顧客から購入してもらうためのコストの5倍はかかるとされています。つまり、新規顧客獲得には多くのコストがかかるということです。

そのため、新規顧客をメインに商品販売している事業者は、常に薄利多売の商売を行わなければなりませんし、安定的な事業経営が難しくなります。

一度購入に至ってもらった顧客をリピータ―にする施策を行うことで、安定した収益を獲得していく必要があります。

広告費を掛けたくないという考え方

誰しもが「出来るだけ広告費をかけずに売れるECサイトにしたい」とお考えのはずです。ただ、現実問題、広告費をかけずに売れるECサイトを作るというのは非常に難しいです。

ブランド力のある大手でも大量の広告費を使い、商品を売っているため、広告費をかけずに売っていくというのは、難しいです。

限られた広告費をどのようにして、どの媒体でどのターゲットに対して使っていくかを明確にし、いきなり大きな市場を狙うのではなく、セグメント分けを行い、小さい市場で成功を積み重ねていくと良いでしょう。

より詳しい戦略の立て方を知りたい方は、ランチェスター戦略を参考にしてみましょう。

商品画像にこだわりを持てていない

ご自身のスマホで撮影し、それを簡単に加工してから商品をアップロードしていませんか?ECサイトにおいて商品画像は非常に重要な要素です。

スマホで撮影すること自体は悪いことではありませんが、撮影のための機材を揃えて撮影することをおすすめいたします。また、予算に余裕があれば、プロのカメラマンに撮影してもらいましょう。

撮影にはライティング(光の調整)や角度、影など様々な技術が必要です。商品画像にこだわりを持つようにしましょう。

自社商品と他社商品との違いを理解していない

「今需要があるから」「今後需要が伸びるから」という理由で安易に商品開発をし、販売を開始された事業主さんに多いのですが、自社商品と他社商品との違いを明確にできていないと、ユーザーに購入してもらうのは難しいです。

結局、他社との違いがないと価格勝負になってしまいます。「他社との違いは何か?」「その違いはユーザーにとってどのようなベネフィットがあるのか?」という点はご自身で理解しておきましょう。

年間販売スケジュールを作っていない

EC運営していくうえで重要なのが、年間販売スケジュールです。例えば、ひな祭り、七夕、お正月など日本には様々な行事があります。その行事の時期に合わせて、事前にスケジュールを組んでおくことで、効率的な販促活動ができます。

年間販売スケジュールを作らずに、何となくEC運営しているという方は今すぐに年間販売スケジュールを作成してみましょう。

ECサイトの運営を放置している

ECサイトを作ってそのまま放置していませんか?

よく言われることですが、ECサイトは作って終わりではありません。新しい商品追加、集客活動、キャンペーンなど行い、成長させていくものです。

ECサイトを放置していても商品は売れませんので、適切な運営活動を行いましょう。

すぐに結果を求めようとする

「もう2ヵ月も運営しているのに結果が出ない」と思われている方もいらっしゃるかと思います。しかし、EC運営はすぐに結果が出るものではありません。半年、一年という長いスパンを見込まないと、思ったような結果を得ることは難しいです。

すぐに結果を求めたい気持ちは分かりますが、長い目でEC運営を継続的に行っていきましょう。

すべて業者任せにしている

「SEO業者、広告運用代理店にすでに任せているけれども、なかなか結果が出ない」という方も多いでしょう。もちろん業者のスキルや経験によって結果が変わることはありますが、全て業者任せにしていると失敗する可能性があります。

業者もEC事業主のことをすべて理解しているわけではないため、自分たちが何を売っていきたいのか、商品のベネフィットは何か、ターゲットは何になるのか?など都度話し合いを行い、データを基に改善していく必要があります。

shopifyで商品が売れるようにしたいなら、売上の方程式を理解する

shopifyで商品が売れるようにしたいなら、売上の方程式を理解する
shopifyで商品が売れるために、次の売上の方程式を理解しておきましょう。

売上=アクセス数×平均顧客単価×CV数

売上を伸ばすためには、アクセス数を伸ばし、出来るだけ平均顧客単価を上げ、多く購入してもらう(CV)必要があります。また、これらの要素の中で一番重要なのが「アクセス数」です。

平均顧客単価とCV数を伸ばそうとしても、アクセス数が少ないと非常に難しいです。例えば、100アクセス、1件のCVの状態で、アクセス数を伸ばさずに、CVを50件にすることは不可能です。この世の中、アクセスした半分のユーザーがCVにまで至ることはあり得ません。

アクセス数をある程度伸ばしてから、平均顧客単価やCVについて改善する施策を打つのが定石ですので、アクセスがそもそも少ないという事業主さんは、集客施策をしましょう。

shopifyで商品が売れるためのステップ

先ほども少し触れた通り、まずアクセスを集めることが何よりも重要です。アクセスが集まったら、ある程度の購入が発生し始めます。月商50~100万の収益が発生するようになった時点で、平均顧客単価とCVの改善に取り掛かるようにしましょう。

shopifyで商品が売れるようにするための10つの方法

ここでは、shopifyで商品が売れるようにするための方法を10つ紹介しております。是非ご覧ください。

SEO対策

ネットショップの場合、ブログコンテンツを作成し、SEO対策を行うという方法があります。SEO対策とは、GoogleやYahoo!などあるキーワードで検索した時に、自社サイトのページを検索結果の上位に表示させる対策のことです。

需要のあるキーワードで上位表示ができれば、多くの人をサイトへアクセスさせることができます。しかし、SEO対策を成功させるためには、専門知識や技術が必要であり、最低でも半年は時間がかかります。

そのため、SEO対策を検討される際は、ECコンサル会社に依頼して、SEO対策の戦略設計からお願いするようにしましょう。

Web広告

Web広告は集客する方法として一番手っ取り早い方法です。特に、中小企業でECサイト運営を行っている場合、Web広告を活用して集客しているところがほとんどです。

一般的なWeb広告だと、「リスティング広告」「ディスプレイ広告」「アフィリエイト広告」が挙げられます。それぞれどのWeb広告を選択すべきかは、自社の商品との相性、価格帯、ターゲット設定、ターゲットの購買へのモチベーション等によって異なります。

また、限られた予算の中で複数の広告媒体に手を広げるのはおすすめできません。広く浅くよりも、狭く深くを意識した広告配信をおすすめいたします。

あくまでも目安ですが、広告予算が月に100万程あれば、複数媒体に広告配信しても良いです。ただし目安なので、商品の需要によってはその限りではありませんので、ご注意ください。

SNS広告

LINE広告、Twitter広告、Instagram広告、Facebook広告(InstagramとFacebookは通称meta広告といいます)等、SNSの広告も集客方法のひとつです。

SNS広告の特徴は、「ターゲットのほとんどが潜在層」であることです。潜在層とは、今すぐ商品購入とはいかないけれども、興味関心はあり、購入してくれる可能性のある層のことです。

SNS広告は潜在層向け広告であるため、一般的には今すぐにでも買いたいとニーズが明確になっている顕在層からの購入の伸びしろが無くなった時や、多くの人に認知をしてほしいという時の方法として選択されやすいです。

そのため、予算が初めから限られている場合はイメージでSNS広告を選ぶのではなく、まずは顕在層にアプローチできるリスティング広告やショッピング広告を検討するようにしましょう。

メルマガ配信

ある程度アクセスが集まるようになり、購入してくれる人が増えてきた段階での施策として、メルマガ配信があります。二度目の購入を促す施策としておすすめで、いわゆるリピーターを増やすための施策です。

メルマガには、キャンペーン情報やお得なクーポン配信等を定期的に行い、二度目の購入を促していきます。配信のタイミングやメール件名、本文など全て計算して配信し、効果測定をし、PDCAをしっかり回していきましょう。

プロによる商品撮影

商品画像を準備する際、プロによる商品撮影を依頼すると良いです。撮影というのは非常に奥深いもので、私たちがスマホのカメラで綺麗に撮るのとはレベルが違います。

惹き付ける写真を撮影するためには、光の加減、影、反射、角度、商品の見せ方など多くの技術や経験が必要になります。また、商品単体の撮影だけではなく、商品を使用したイメージカットの撮影や、モデルを使うことでより商品の魅力を引き出せます。

商品画像をご自身で撮影されている方は、プロに撮影を任せてみてください。

商品情報の見直し

突然ですが、商品ページの情報が少なくはありませんでしょうか?商品画像や機能性、商品規格だけになっていないでしょうか?商品のそのような情報も大切ですが、一番大切なのはユーザーに商品使用イメージを想像してもらうための情報です。商品の触り心地、重さ、大きさ、使用した人の感想などの情報も必要です。

商品の基本情報だけしか載せていない場合、一度商品情報の見直しを行いましょう。

決済方法を増やす

決済方法を銀行振込、代引き、クレジットカードのみというECサイトもまだまだ多いです。現代ではキャッシュレス決済が主流になりつつあり、その方法も様々です。例えば、Amazonペイ、楽天ペイ、PayPayといったものを好んで使用される方もいらっしゃいます。

楽天経済圏、PayPay経済圏といったように、特定のサービスを複数使用し、割引やポイントを効率良く獲得して生活している人もかなり多いです。

使用したい決済方法がないなら買わないという人もいるので、決済方法はできるだけ対応するようにしましょう。以下がshopifyで対応している、決済方法です。ご参考ください。

・Shopify ペイメント
・Apple Pay
・Google Pay
・Shop Pay
・PayPal
・Amazon Pay
・KOMOJU
・携帯キャリア決済
・Paidy
・GMOイプシロン
・SBペイメントサービス
・2Checkout
・CyberSource
・BitPay

季節や行事に合わせた施策を行う

ある程度ECサイトへのアクセスが集まるようになると、ECサイトのファンが出来たり、新規の人が続々とアクセスしてくれるようになります。そのため、事業主側で季節や行事に合わせてキャンペーンや割引を行い、購買を誘う施策を打つと商品が売れやすくなります。

例えば、父の日特集、母の日特集、ECサイト開設記念日など特定の日に合わせて、2ヵ月前くらいから準備を進めておき、販促活動を行いましょう。

商品購入までの導線を見直す/かご落ち対策をする

「ECサイトへアクセスし、商品を見つけて、商品をカートに入れ、その後購入まで至る」というのが概ねの流れです。ただ、この流れの中で、購入に至るまでに煩わしさがあると、離脱される可能性があります。

いわゆる、かご落ち対策をしなければなりません。商品がカートに入れられたまま購入されない状態を防ぐために、購入までのルートを見直して、改善しましょう。

同梱物を工夫する

「商品購入の感謝状」「LINE公式アカウント登録の案内」「お得なクーポン」など商品発送と一緒に同梱してみるとよいです。ただ、紙につらつらと書かれたものではなく、写真や手書き風のテキストをチラシに載せて、読んでもらえるものを作るようにしましょう。

まとめ:shopifyでのEC制作や運営代行はPULL-NETへ

商品が売れないのはshopifyのせいではなく、売れないshopifyの運営方法が原因であることを11つ紹介し、shopifyで売れるための方法を10つ紹介いたしました。shopifyは非常に優秀で、自由度の高いECカートです。

shopifyを上手く活用することで、売れるECサイトを作ることができますので、本記事を参考にぜひ本格的な運営に取り組んでみてください。

もし、運営についてノウハウや自信がないという事業主さんは、ECのプロであるPULL-NETにお任せ下さい。弊社はECサイト制作~運営代行まで幅広く対応しており、SEO対策、Web広告、SNS広告なども得意としております。

また、自社で食品のECサイトを持っており、何が効果的で何が効果が薄かったかなどのノウハウもございますので、安心してお任せいただけます。

お困りでしたら、電話、もしくは問い合わせフォームから是非ご相談いただけますと幸いです。