SEOの効果が出るまでどれくらい時間が掛かる?各施策ごとに徹底解説
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公開日 2022年06月15日  更新日 2022年12月29日

SEOの効果が出るまでどれくらい時間が掛かる?各施策ごとに徹底解説

SEOの効果が出るまでどれくらい期間が掛かる?各施策ごとに徹底解説
「昨日、効果的と言われているSEO対策したのに全然効果が出ない」「1ヶ月経っても何も効果が出ない」とお悩みではありませんか?

SEO対策についてあまり詳しくないと、すぐに成果を求めてしまいますが、SEO対策の効果が出るまでは対策を継続的に続けていることが前提ではありますが、3〜6ヶ月は見ておかなければいけません

今回はそんなSEOの効果が出るまでどれくらい期間が掛かるのかを各施策ごとに紹介していきますので、あくまでも目安としてご覧下さい。

SEOの効果が出るまでの期間ついて

結論、SEO対策を意識したコンテンツ作成を始めて「3〜6ヶ月」ほどの期間を要することが多いでしょう。

ただし、現時点でドメインがどれだけGoogleに評価されているのかによっても異なります。もちろん、SEOの効果が出るまでの期間は、以下の要素によってケースバイケースです。

・競合
・キーワード
・ドメインパワー
・投稿する記事数

それぞれの状況により、効果が現れるまでの期間が変わってきます。しかし、どれだけ高品質な記事を大量に投稿したとしても、サイトを新設してから最低3ヶ月はかかるでしょう。

各施策のSEO効果と期間について

titleタグのseo効果

titleタグはSEOに強く影響します。対策キーワードで上位表示を狙う上で、タイトルの最適化は欠かせません。

タイトルの最適化によって、GoogleからのSEO評価からユーザーによるクリック率の向上まで影響を与え、検索順位が大きく変わることがあります。titleタグにおけるSEO効果は比較的早めに効果が実感できるでしょう。

メタディスクリプションのSEO効果

メタディスクリプションの最適化により、直接的なSEO効果はありません。実際にGoogleからも「表示するスニペットにdescriptionメタタグを使用することもありますが、ランキングではdescriptionメタタグを使用していません。」と公表されています。

また、メタディスクリプションは設定しなくてもGoogleが本文内から自動的にピックアップをして表示をしてくれます。しかし、ユーザーに魅力的な文を設定できればクリック率の向上により、間接的なSEO効果は期待できるでしょう。

h1のSEO効果

h1タグはtitleタグと同様に、SEO効果に影響を与える要素であり、修正後の効果が実感しやすいでしょう。h1タグは基本的にはtitleタグと同じでもSEOに問題はありません。そのため、特にこだわりがない場合は、同じ設定にしても良いでしょう。

hタグ(h2~h6)のSEO効果

titleタグほどではありませんが、hタグもSEOに影響があります。Googleに対してページ内容の伝達や、ユーザーへ伝えたい内容を示すことができる点など、双方に対するSEO評価にとても重要です。

titleタグほど即効性は実感できないかもしれませんが、比較的早めにSEO効果が期待できるでしょう。

ogpタグのSEO効果

ogpタグとは、SNS上にページのタイトルやアイキャッチ画像などを表示させる仕組みのことです。

ogpタグを設定することで、SEOに直接的な影響をもたらすことはありません。
しかし、SNS上で拡散されることで間接的にSEOに良い効果をもたらすことがあります。

SEO効果が出る期間は一概には言えませんが、SNSの拡散力が大きければ大きいほど、効果がすぐに実感できるでしょう。

canonicalタグのSEO効果

canonicalタグとは、重複・類似コンテンツの解消に用いられるタグで、評価して欲しいURLがどのページかをGoogleに示すことができます。Webサイトに重複コンテンツが存在するとSEO評価が分散してしまいます。

しかし、canonicalタグを活用することで、分散していたSEO評価を集中させたいページに集中させることができます。そのため、SEOの観点からも非常に有効な施策と言えるでしょう。

ただし、重複・類似コンテンツ同士の評価分散を一つにまとめて、正しい評価を得る施策であるため、重複・類似コンテンツがない場合はあまり効果はありません。
※重複・類似コンテンツがないように運営するのが理想なので、canonicalタグの利用は必須ではありません。

nofollowのSEO効果

nofollow属性とは、特定のリンク先をクロールしないようにGoogleに伝えるための属性値のことを指します。nofollowにおけるSEO効果は特にないと思って良いでしょう。

内部リンクのSEO効果

内部リンクとは、自分のサイト内のページ同士をつなぐリンクのことを指します。内部リンクを最適化することで、Google評価がされやすくなり、結果としてSEO効果が期待できます。

titleタグやhタグの修正に比べると即効性はありませんが、サイトの専門性を高めることにも繋がるため、SEO対策には有効な施策です。

被リンクのSEO効果

被リンクとは、外部から自分のサイトへ向けられたリンクのことを指し、SEOにおいて大きく影響を与えます。具体的には、Googleによるサイト評価やクローラビリティ向上が期待できるでしょう。

相互リンクのSEO効果

相互リンクとは、2つのサイト同士でリンクを繋ぎ合うことを指します。
SEO効果に関して、結論をいうと「関連性があるサイトであればSEOに良い効果が期待できる」と言えます。

しかし、Googleによって違反だと判断された場合はペナルティを受ける可能性があるため注意しましょう。

はてなブックマークのSEO効果

はてなブックマークの数はSEOにも影響します。Googleから見ても自然発生の被リンクと認識してくれるため、被リンクとしてのSEO評価は期待できるでしょう。

しかし、自作自演をしてしまうとスパムだと判断され、ペナルティを受ける可能性があるため注意しましょう。

動画(youtube)のSEO効果

記事内にyoutubeのような動画を入れることでSEO効果が期待できます。その理由としては、動画検索による流入や滞在時間の向上に繋がるからです。また、記事に動画を載せれば良いだけなので、成果が出る期間も比較的すぐに効果が実感できることが多いです。

サイトマップのSEO効果

サイトマップとは、サイト全体の構造を地図として分かりやすくするためのものです。すぐに劇的な変化は実感できないかもしれませんが、Google・ユーザーの両者に対して利便性を高めるという面では、結果としてSEOに良い効果が期待できるでしょう。

構造化データのSEO効果

構造化データとは、HTMLで記述された情報をgoogleが理解しやすいようにタグ付けしたものを指します。そして、SEOとの関係性ですが、検索順位に直接的な影響はありません。

しかし、結果としてクリック率の向上など、間接的にSEOに影響することはありえます。そのため、SEOに最適化したサイトを作りたい場合は、構造化データを利用すると良いでしょう。

目次のSEO効果

目次の設置によって、直接的なSEO効果はありません。しかし、目次を設置することでユーザーにとっての利便性が高まるため、離脱率の低下など間接的にSEO効果が期待できます。

そのため、すぐにSEO効果が出る施策ではありませんが、SEOを意識するのであれば目次設置はおすすめです。

リライトのSEO効果

リライトとは、既に投稿されたコンテンツに再び手を加え改善する行為のことを指し、SEO評価を高める上でとても重要な施策になります。リライトをすべき時期に決まりはありませんが、ある程度の記事数やサイト新設から時間が経ったあたりで行うのがおすすめです。

リライトの質によってはコンテンツの情報量が劇的に増えるため、Googleにクロールされれば、すぐに順位は伸びやすいです。

パンくずリストのSEO効果

パンくずリストによって直接的なSEO効果はありません。しかし、クローラビリティーの向上やユーザビリティの向上など間接的なSEO効果は期待できるでしょう。

こちらもすぐに劇的な効果を実感できるわけではありませんが、設置をしていて良い効果は期待できます。

画像(altタグ)のSEO効果

altタグを適切に記入することで比較的すぐにSEO効果が期待できます。altタグ記入により、検索エンジンにページ内容を正確に伝えられるという点がありますが、適当に記入をしてしまうことで悪影響をもたらす場合があります。

SEO効果における検索順位にも影響を与えるため、画像にはaltタグを適切に記入するようにしましょう。

GoogleマイビジネスのSEO効果

Googleマイビジネスをしっかりと対策することでローカルSEO効果が期待できます。ローカルSEOとは、Google検索で自社店舗の順位を上げる対策です。店舗をかかえる方は特にしっかりと対策をしておきましょう。

ただし、SEOの効果をすぐに得られるとは限らないので、実施は慎重にならなければなりません。

SNSのSEO効果

SNSによってSEOに直接影響を与えるわけではありませんが、SNSからの流入や認知拡大などのメリットがあります。SNSはSEOとは違い、短期的に伸ばすことができるため、上手く運用ができた場合、間接的にSEOにも効果をもたらすことができるでしょう。

しかし、すぐSEO効果を得られるわけではないため、こちらも実施は慎重にならなければなりません。

SEOの効果測定方法

SEOにおける効果測定のポイントは、最低限の適切な指標を活用して、効果が落ちついた頃に実施し判定を行うという点です。

具体的に指標の例としては、

・コンバージョン数
・アシストコンバージョン数
・検索順位
・オーガニック流入数

などが挙げられます。

SEOの成果を出す上で効果測定はとても重要であり、地道に改善することが大切です。
そのため、適切な効果測定を通してSEO対策にも活かすようにしましょう。

まとめ

今回は各施策のSEO効果から成果までの期間まで紹介しました。施策によって、短期的に結果が実感できるものから時間がかかるものまで様々です。まずは自分ができそうな施策、自分の目的に合った施策から行ってみてはいかがでしょうか?もし、SEO施策でお困りでしたら、PULL-NETにご相談下さい。最適な施策のご提案をいたします。