【要望別事例紹介】構築方法の選び方が決められる!おすすめのECサイトを徹底解説
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公開日 2022年08月21日  更新日 2022年09月27日

【要望別事例紹介】構築方法の選び方が決められる!おすすめのECサイトを徹底解説

【要望別事例紹介】構築方法の選び方が決められる!おすすめのECサイトを徹底解説
ECサイトには様々な構築方法があります。どの構築方法を選べばいいのか比較検討するにも手間と時間がかかります。ECサイトを構築する際は費用面も大事ですが、事業規模や希望機能など様々な要因を考慮したうえで構築方法を選ばなければなりません。しかし、専門的な知識や構築方法の特性を理解していないと、比較検討するのに時間を要します。

本記事では、ECサイト構築方法を紹介し、比較検討を行いつつ、実例に基づいておすすめの構築方法を紹介いたします。

目次

STEP1:ECサイトの作り方を知ろう|5つのECサイト構築方法

ECサイトの作り方には以下の5つの方法があります。それぞれ事業規模や目的に応じて適したものがありますが、各作り方の特徴を押さえておきましょう。

・モール型
・ASP型
・オープンソース型
・パッケージ型
・フルスクラッチ型

モール型|楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなど

楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどのプラットフォームに出店する形式。初期費用や維持費は安く、構築期間も短いが、カスタマイズの自由度や各モールのルールに沿って出店しなければなりません。
また、出店手数料や販売手数料などモール側に売上の一部を支払わなければならないため、収益性の低い商品を出店するのはやや難しい傾向にあります。
しかし、プラットフォームの知名度があるため出店するだけで、顧客にアプローチができるのが特徴です。

ASP型|Shopify、Shopserve、MakeShop、ColorMe、リピストなど

一般的なECサイトの作り方。初期費用や維持費はASPによって異なります。自社サイトとしてECサイトを保有できるため、モール型のようなルールがなく、カスタマイズ性が高いのが良い点です。

オープンソース型|EC-CUBE、Magento、WordPress(WelCart)など

一般的に公開されているソースコードを使ってECサイトを構築する方法。ASP型よりもカスタマイズ性が高い反面、制作するサイトの規模によっては膨大な費用と時間、専門知識が必要になる場合があります。
また、保守・運用やサポート面がASP型と比較しても弱いため、事業主内に専門知識を持っていない場合は制作会社に管理してもらうか、専門知識のある人を雇う必要があります。

パッケージ型|ecbeing、EC-Orange、コマース21など

オープンソース型をパッケージ化したもので、カスタマイズ性が高い。事業規模が大きい事業主向けの作り方です。しかし、導入は楽な反面構築やアップデートに多額の費用がかかってしまいます。
また、モール型、ASP型、オープンソース型と比較しても構築費用は高額です。

フルスクラッチ型|完全オリジナル。ゼロからすべてを構築

カートシステムを用いず、ゼロからオリジナルでECサイトを作る方法です。自由度は今まで紹介した中で一番高いが、構築期間は最低でも1年以上かかり、また構築費用もダントツで高い。フルスクラッチでECサイトを作ることは滅多にないが、大規模ECサイトかつ自由度を高めたい、社内ルールによって他の作り方ができないなど特別な事情で稀にフルスクラッチで構築することがあります。

STEP2:ECサイトの構築方法を選ぶ基準を決めよう

ECサイトの構築方法を選ぶ際の基準は以下の6つを参考にすることをおすすめいたします。

・費用面
・機能面
・自由度
・売り方
・販売先
・相性面

費用面|構築費用及びランニングコスト

各ECサイトの作り方にもある通り、作り方によって構築費用が異なります。またランニング費用(手数料関係)も必要になるため、限られた予算内で構築したい、ランニングコストは抑えたいという場合はASP型、オープンソース型がおすすめです。

機能面|希望している機能の有無

どの構築方法でもECサイト運営に必要な機能は取り揃えていることがほとんどです。しかし、自社オリジナルの機能が欲しい場合は、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型のいずれかで構築をおすすめいたします。
ASP型でもShopifyであれば、比較的拡張性が高いため対応できる場合があります。

自由度|他システムへの連携や自社の規模感に対応可能か

他システムへの連携や自社の規模感に合わせて特殊なシステム連携をしたい場合は、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型のいずれかの制作方法がおすすめです。ただし、このような対応をする場合は構築費用は高くなる傾向にあるため(数千万規模)、予算確保はしっかり行いましょう。

売り方|単品通販 or 総合通販

単品通販なのか、総合通販なのかでも選び方があります。単品通販はリピストや楽々リピートなどが単品通販に特化したASP型、総合通販はASP型、オープンソース型、パッケージ型、フルスクラッチ型のいずれかで構築がおすすめです。

販売先|国内販売・海外販売

販売先が国内販売の場合は、どの方法でも構築に問題ありませんが、海外販売の場合、決済方法や円ではなくドル対応など様々ありますので、基本的にはASP型のShopifyがおすすめです。
フルスクラッチ型、パッケージ型、オープンソース型でも構築可能ですが、費用面でShopifyと比べて高くなります。

相性面|商材との相性

商材によって相性の良し悪しがあります。例えば、楽天市場は食品や家具との相性が良い傾向にありますし、Amazonは家電製品や日用品との相性が良いなどがあります。あくまで傾向の問題で楽天市場でも家電製品や日用品を販売をしても問題はありません。ただ、限られた予算と労力でどうするのか?という点がある場合、どちらに出店するかなど決めた方が良いです。

STEP3:事例別から選ぶ!おすすめのECサイト構築方法

ここからはPULL-NETでECサイト構築依頼のご相談を受けた際に、よくあるパターンを事例として紹介いたします。

事例1:ランニングコストを抑えたい

ランニングコストを抑えたい場合は、shopify、EC-CUBE、カラーミー、MakeShopがおすすめです。

事例2:単品商品の販売を効率化したい

単品商品の販売を効率化したい場合は、リピスト、楽々リピートがおすすめです。shopifyでもアプリを導入すれば、単品通販に適した構築が可能です。

事例3:海外販売も視野に入れている

海外販売を視野に入れている場合はShopify一択です。その他の構築を希望の場合は、現状オープンソース型のEC-CUBEかパッケージ型、フルスクラッチ型のEC構築がおすすめです。

事例4:定番の構築方法でECサイトを作りたい

定番はASP型、オープンソース型、モール型での構築です。Shopify、Makeshop、futureshop、Shopserve、カラーミー、EC-CUBEでの構築が割合的に多いです。

事例5:後から機能追加できる自由度の高いECサイトが欲しい

拡張性を求めるのであれば、フルスクラッチ型、パッケージ型、オープンソース型のEC-CUBEがおすすめです。Shopifyも拡張性が高いため、希望機能によっては対応できる場合があります。

事例6:サポートが充実している作り方を希望している

サポートが充実している構築方法は、Makeshop、futureshop、Shopserve、カラーミーがおすすめです。Shopifyは海外製なのでヘルプの日本語がやや不自然だったり、日本にサポートがなかったりするので困った時に大変です。EC-CUBEは日本製ですが、EC-CUBE自体がソースコードの公開をしているだけなので、サポートは制作会社が対応する形になります。

事例7:一番売れる方法でECサイトを作って欲しい

これには正解はありません。事業主の規模感、希望機能、費用面など様々な要望に答えつつ、最適な作り方を選びます。売れるかどうかに作り方が作用することが無いため、「一番売れる方法」という視点での作り方を選ぶのはおすすめできません。

定番のおすすめのECサイト構築方法

定番のおすすめECサイト構築方法は以下の通りです。

・モール型:楽天市場
・モール型:Amazon
・モール型:Yahoo!ショッピング
・ASP型:Shopify
・ASP型:shopserve(Eストア)
・ASP型:MakeShop
・ASP型:カラーミーショップ
・ASP型:futureshop
・ASP型:リピスト(単品通販)
・ASP型:楽々リピート(単品通販)
・オープンソース型:EC-CUBE

弊社のおすすめはモール型・ASP型・オープンソース型のいずれかによる構築

弊社ではECサイト構築方法はモール型、ASP型、オープンソース型のいずれかによる構築をおすすめしています。多くの事業主様はこの3つのいずれかによる構築で対応することがほとんどです。パッケージ型、フルスクラッチ型は大企業のECサイトや社内セキュリティの観点から利用できないなど特別なルールがない限り、選択することは基本的にはないです。

また、その他の理由として以下の通りです。

・短期間で構築が比較的容易なため
・費用が抑えられるため
・保守・運用が比較的容易なため
・特殊な状況でない限り、構築可能なため
・構築事例が多数あるため安心して構築依頼が出来る

弊社では、モール型、ASP型、オープンソース型の構築事例を多数ございますので、ECサイト構築を検討の事業主様はぜひご相談下さい。最適な構築方法の提案もいたしますし、構築後の運営サポートも致します。