ECサイトの売上が爆上げ!転換率(CVR)の平均と上げる8つの方法
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公開日 2022年07月21日  更新日 2022年08月03日

ECサイトの売上が爆上げ!転換率(CVR)の平均と上げる8つの方法

ECサイトの売上が爆上げ!転換率(CVR)の平均と上げる8つの方法

転換率(CVR)とは

転換率とは、Webサイトにアクセスしたユーザーのうち、商品購入に至ったかをパーセンテージの確率で表した指標のことです。転換率はCVR(Conversion Rate)と呼ばれることがあります。

ここでは、転換率の計算方法と重要性について詳しく説明いたします。

転換率の計算方法

転換率の計算方法は以下の通りです。

(商品購入回数÷アクセス数)×100

例えば、100ユーザーからのアクセスのうち1ユーザーが商品を購入すれば、転換率は1%((1回の商品購入÷100アクセス)×100)となります。

転換率の重要性

多くのECサイト事業者は転換率を改善するために、常に施策を行い、売上を伸ばす努力をしています。
ECサイトの売上を伸ばすためのKPIは、集客数、転換率、客単価であり、売上の計算をする際は「集客数×転換率×客単価」という計算式が成り立ちます。
つまり、上記3つのKPIのうち1つでも伸ばせば売上が伸びるということです。特に売上を手っ取り早く伸ばすには、転換率が一番効率が良いと言われております。
例えば、転換率改善前の売上を50万にしたいという時の例を見ていただけると理解がしやすいかと思います。

改善前の売上

集客数 転換率 客単価 売上
5,000 1% 5,000円 250,000円

「集客数」改善後の売上

集客数 転換率 客単価 売上
10,000(アクセス数を2倍) 1% 5,000円 500,000円

「転換率」改善後の売上

集客数 転換率 客単価 売上
5,000 2% 5,000円 500,000円

「客単価」改善後の売上

集客数 転換率 客単価 売上
5,000 1% 10,000円 500,000円

以上のように転換率をたった1%改善するだけで、売上を伸ばすことができます。集客数と客単価をすぐに上がるものではなく、少しの改善でも労力がかかりますが、転換率は比較的簡単に改善ができるため、売上アップを目指すならおすすめです。

ECサイトの転換率(CVR)の平均値は2~3%

一般的にECサイトの転換率の平均値は2~3%と言われています。もちろん、サイトデザインや商材によって転換率は変化します。また、自然検索流入か広告経由かでも転換率が変化します。

広告経由の転換率は低めになりやすい

ネットリテラシーが高い若年層ユーザーは広告を嫌う人もいます。また、広告はセールス色が強いページになってしまうため、内容に嫌気を差して購入に至らないというケースがあります。
そのため、転換率は低めになりやすいという傾向があります。しかし、購入を検討しているユーザーに確実にアプローチができるという側面もあるため、広告は売上アップには欠かせない施策の一つです。

SEO経由の転換率はやや高めになりやすい

SEOは広告枠ではないため、広告を嫌うユーザーへのアプローチができますし、自分でサイトを選んで購入しようと検討しているため、そのまま購入に至る可能性が高いです。

しかし、SEOで上位表示を目指すには多くの時間と労力が必要になるため、中長期的な期間(半年~1年間)を見据えるのと、年単位での継続が必須となります。

1度検索上位を獲得できれば、滅多なことがない限り順位が下がることがないため、広告費を投下せずとも売上に貢献してくれるため、おすすめの施策の一つでもあります。

ECサイトの転換率(CVR)を上げるための8つの方法

ここではECサイトの転換率を上げるための8つの方法を紹介いたします。転換率アップを目指して、ぜひ参考にしてください。

売れる商品を販売する

売れない商品を一生懸命売ろうとしても転換率は上がりません。売れる商品を販売するというのは大前提ですが、見落としがちな要素です。
お客様が求めている商品を揃えることも転換率をアップするために大切です。
夏には夏の特別商品、冬には冬の特別商品といったように季節に合わせて商品を販売する、セット商品を取り揃えるなどを売れる商品を販売しましょう。

使いやすいサイトを目指す

使いにくいサイトはユーザーにストレスを与えて、購入機会を失う要因になり兼ねないため、使いやすいサイトを目指しましょう。

例えば、以下のようなことを意識しましょう。

・カゴの中身を簡単に見れるようにする
・商品カテゴリを分かりやすくする
・値段で検索できる
・キーワード検索ができる
・商品情報が細かく掲載されている
・おすすめ商品を提案してくれる

使いやすさはデザイン面以外にも機能面での使いやすさも大切ですので、今一度自社のECサイトをいちユーザとして使ってみて、使いにくいと思った箇所全て洗い出して改善していきましょう。

決済方法を取り揃える

ECサイトの決済方法は多種多様です。ユーザーによって好んで使用している決済方法もありますので、様々な決済方法を取り揃えておきましょう。「本当に使っている人いる?」と思いがちですが、意外と多くの人が色んな方法で決済しています。

「自分が使っていないからいらない」ではなく、「使っている人のために取り揃えておこう」という意識を持って、決済方法を取り揃えてみましょう。

送料無料・発送日などは分かりやすく表記する

サービスとして送料無料にしていても、それがお客様に伝わらなければ意味がありません。ご利用ガイドに書いているから大丈夫ではなく、各商品ページの分かりやすい箇所に記載することが重要です。
また、「いつ届くのか?」を気にされるお客様もいらっしゃいます。例えば、お客様は商品を購入するときは気持ちが高ぶっていて、今すぐ欲しいと思う人もいます、その際に発送日を「明日」と明記していれば、すぐに届くことが分かるため購入を決断してくれることもあります。
補足的な情報を出来る限り掲載しておきましょう。

商品画像にこだわる

よく言われていることですが、ECサイトは商品に直接触れることができないため、商品画像で伝えるようにしなければなりません。ただ綺麗に商品単体の写真を撮影しても効果はありますが、もっとこだわるなら使用イメージも撮影しましょう。
実際にモデルを用意して、使用シーンを撮影します。大きさや使用方法、使用イメージをお客様に共有できれば、購入決断の要因になります。商品画像をこだわりを人一倍持って用意しましょう。

商品情報は詳細に記載する

商品画像、価格、購入ボタン、お気に入りボタン、簡易的な商品詳細情報など基本的な商品ページになっていませんか?
お客様は多くの商品情報を求めています。商品だけの情報だけではなく、「製造者の想い」「商品の魅力」など多くの情報を届けるようにしましょう。

商品レビューを集める

商品レビューは購入されたお客様のリアルな口コミが書かれているため、これから購入しようとしているお客様が参考にする情報のひとつです。レビューに悪評を書かれたくないから表示したくないという人もいらっしゃると思いますが、レビューがないというのはお客様の判断材料を無くしているため、転換率にも影響してきます。出来る限り商品レビューを表示させ、レビューが集まる仕組みづくりを行いましょう。

イベント時には特集ページを作成する

季節や行事のタイミングで特集ページを作成するのも転換率改善に重要です。短期間ではありますが、イベントを絡めた商品販売はお客様は敏感になりやすいです。しっかり季節や行事ごとには乗っかって商品販売を行いましょう。

まとめ

手っ取り早く売上を伸ばすなら「転換率は売上を伸ばす」のが一番おすすめです。転換率は比較的簡単に改善することができますので、売上に伸び悩んでいる方は転換率に目を向けてみましょう。
もし、転換率改善のための施策や運営代行を依頼したいという企業様はぜひPULL-NETにご相談下さい。PULL-NETでは多くのECサイト制作実績と運営代行実績があるため、安心してお任せいただけます。社内にWebマーケター、デザイナー、コーダーが在籍しているため、早く行動もできます。今すぐ転換率を改善したい方はぜひお気軽にお問い合わせ下さい。