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公開日 2020年11月20日  更新日 2020年12月01日

市場規模拡大中で大注目!越境ECの始め方

越境ECの始め方

越境ECとは?

越境ECとは、国境をまたいで行うオンラインショップを指します。
越境ECの環境構築は、国内ECに比べてハードルが非常に高いため、日本ではまだまだ発展途上ではありますが、ゆるやかながらも右肩上がりで市場規模が拡大し続けています。

越境ECを始める前に市場規模を確認しよう

注目されている理由

日本で越境ECが注目されるきっかけとなったのは、2014年あたりに定着した「訪日中国人による爆買い」です。帰国後もリピートや口コミが拡大し続けていたため、日本でも注目されるようになりました。

市場規模

国内における越境ECの主なターゲットはアメリカと中国です。2015年の段階で、日本からの越境ECによる購入額はアメリカが5381億円、中国が7956億円でした。日本では越境ECの始め方が難しいため、他国に比べるとゆるやかではあるものの、年々右肩上がりで市場規模が拡大しています。

越境ECのメリットとデメリット

メリット

最大のメリットは、商圏拡大による新規顧客の増加です。また、実店舗の海外出店のリスクを回避して、商品を流通させられるため、早い段階から海外進出が可能となります。その他にも英語対応だけで、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリアといった、さまざまな英語圏を商圏にできるメリットもあります。

デメリット

言語や決済方法、発送手段といった設定をそれぞれの国に合わせる必要があるため、国内でのECサイトに比べると導入が容易ではないというデメリットがあります。また、各国のSEOやマーケティングの知識も必要となるため、幅広いノウハウが求められます。最大のデメリットは、代金回収時のリスクです。偽造クレジットカードのセキュリティや日本円建て決済の導入などで回避可能ですが、各国の信頼性の高い決済システムを精査する手間も増えるため、多くの準備が求められます。

越境ECを始める前に

越境ECにもモール型と自社サイトで行う場合がある

越境ECでは「Amazon」や「eBay」といった、世界展開を実現しているWEBショッピングモールを介したオンラインショップと、サイトの自社開発や海外クレジットカードへの対応、運送会社との連携といったさまざまなインフラ構築を踏まえた自社サイトの2つが存在します。

それぞれのメリット、デメリット

モール型越境ECは開発費用を必要しないなど、初期から集客も期待できます。その反面、モールの展開以上の国へ展開しづらかったり、手数料が発生するなどのデメリットが存在します。自社サイトに関しては、多くの知識や開発費用を必要とするため、はじめ方が非常に難しいという部分が主なデメリットです。しかし、その分自由度が高いため、一度ある程度のインフラを構築してしまえば後々の市場開拓も容易になります。

越境ECの始め方

【1】商品の準備をする

基本的な手順は国内ECと変わりませんが、花火やバッテリー、ペイントといったIATA(国際航空運送協会)で規制されているものは輸出入不可ですので、注意しましょう。

【2】販売可能な商材であるか確認する

国によっては販売が規制されていたり、禁止されている商材があるため、事前にチェックが必要です。

【3】ターゲットを考える(ペルソナ設計)

国内ECと同じようにペルソナ設計をしましょう。国によって文化や価値観が違うため、国内よりも幅広いマーケティングのノウハウが求められます。

【4】出店方法を考えて申し込みをする

出店パターンは現地法人の設立、自社のグローバル対応、現地モール、日本の越境モール、海外個別対応の5つがあります。スピードやリスクの低さを考えるのであれば、現地モールの利用がオススメです。

【5】郵送方法を考える

自社からの直送と転送会社を経由する方法があります。他の作業と同様、越境ECはRMSというシステムから設定完了(日本郵便の場合)をさせるなどの工数が発生します。

【6】ECサイトのページを作成する

企画や配送方法の手続きを終えたら、いよいよECサイトのページの設定です。集客方法が検索の場合は、各国の主要サイトエンジンに合わせた対策が必要です。

越境ECを始めた後のコツ

多言語のイメージ

多言語対応にする

越境ECの必須条件として、多言語に対応する必要があります。サイトのナビゲーションはもちろんのこと、metaタグの言語指定も変える必要があるので注意しましょう。

アンケートなどでユーザーのニーズに応える

越境ECを行う上で最も難所と言えるのが、マーケティングです。知見を持たなければ文化や価値観、ニーズやウォンツに対応しづらい部分があるため、アンケートなどを実施してあらかじめ情報を収集しておくと良いでしょう。

安心して購入できるような決済方法にする

海外でも他国のサイトから商品を購入するのは障壁があります。世界で30億枚以上を発行しているデビットカードに対応するなどの対策を施し、決済による障壁を下げましょう。

どこでユーザーが離脱しているか確認する

こちらは国内ECにも言えることですが、ユーザーの離脱部分をアナライズしましょう。特に海外のマーケティングは難易度が高いため、ABテストを実施し、適切なマーケティングを施しましょう。