モデル派遣の撮影料金はどれくらいかかる?フリーランスモデルがおすすめ?料金詳細も紹介
「モデルを使った撮影をしたいけれども、撮影料金がどれくらいかかるかわからない」とお悩みではないでしょうか。結論、モデルの撮影料金は様々な要因で変化するため、明確な相場というものはありません。ただ、経験上ざっくりこのくらいというのは分かりますので、今回は、撮影モデルの撮影料金や相場観について詳しく解説していきます。モデル依頼に悩んでいる方に是非見て頂きたい内容となっています。
モデルの撮影料金と相場感について
ここでは、モデルの撮影料金と相場感について解説いたします。
所属事務所・フリーランス・副業モデル
主にモデルさんは、事務所に所属している方・フリーランス・副業でモデルをしている方に分かれます。今回は、この3つの所属方法に関して、ギャラ相場などを解説したいと思います。
所属事務所
事務所に所属している人は、毎日厳しい訓練を積んでいるいわばプロのモデルさんです。
依頼をするとなると、モデルさんへのギャラ+事務所へのマージンがあるため、人気モデルだと数十万円~数百万円になります。
所属事務所がある方に関しては、依頼する事務所担当者に予算や、イメージをお伝えすると、ぴったりのモデルさんを用意してくれるため、ミスキャストが発生しにくくなるのがメリットです。
中小零細企業がモデル撮影する際は所属事務所のモデルを利用することは滅多になく、大企業のような資金力がある企業が事務所のモデルを使うことが多いです。
フリーランス(過去に事務所所属していた)
かつて事務所に所属していた方で独立を果たしたモデルさんに関しては、金額が直接交渉でき、事務所へのマージンが発生しないため、事務所所属のモデルさんよりは価格を抑えて依頼することが出来ます。
しかし、元モデルということもあり、10万円〜とやや高めの金額を提示されることが多いです。所属事務所よりは安いですが、現場を知っているためそれだけの費用もかかります。予算に余裕がない場合はフリーランスモデルに依頼することはあまりありません。
副業モデル(事務所所属したことがない)
予算に余裕がない場合、事務所に所属したことがない副業モデルを活用することが多いです。金額も2万円〜4万円に抑えられることが多く、非常におすすめです。しかし、なかなか理想のモデルが見つかりにくいという点がありますが、粘り強く探し続けると意外に見つかります。
人気や知名度
広告塔としてモデルさんを起用する場合には、そのモデルさんの知名度等により、商品のブランド力や企業のイメージアップに繫がりますが、ファンを多数抱えているようなモデルさんであればその分費用も高くなります。
またTVなどメディアに多く露出しているモデルさんに至ってはさらに数千万などといった費用が発生します。商品のイメージ撮影に使用したいのであれば、フリーランスのモデルさんで十分だと思われます。
肖像権の使用期間
もちろんモデルさんもプライバシーが守られないといけません。モデルさんには肖像権があります。肖像権は「プライバシー権」と「パブリシティ権」に分けられており、プライバシー権は無断撮影禁止をモデルさんが主張できる権利、パブリシティ権はモデルが変わったとしても自分がモデルをしている期間に発生した企業の利益や経済的価値は私の実績ですという権利です。
この肖像権はモデルさんのだれにでも発生する権利です。この肖像権の許可がないまま撮影すると肖像権の侵害となるため注意が必要です。
本人から肖像権の使用許諾を受けていても、しっかりとした契約をしていないと後々大きな社会問題になってしまう可能性だって含まれています。
モデルさんと契約する際は、撮影だけでなく各メディアの掲載期間によって金額が異なることに注意しておく必要があります。
競合あり・なし
競合とは、モデルさん自体が同じ期間に同業他社・同カテゴリーの広告に出られないといった契約の事を指しています。この競合指定が、先に契約している企業が決めるものという事なのでさらにややこしい話となってきます。
競合があるとモデルの契約上高額になってしまう傾向があるようです。2022年現在のモデル業界ではあえて競合なしで契約している会社もありますし、事務所へモデルさんを依頼する際には確認をする必要があります。
金額を抑えるなら基本的には競合はなしでの依頼です。
撮影内容|露出ありの撮影など
例えば、水着や露出が多い服の撮影の場合は、フリーランス・モデル事務所所属ともに高額なギャラが発生する場合があります。
事務所所属のモデルさんに関しては、露出する面積によってもギャラに変動がある場合があるようです。時給で約1〜2千円の単価とも言われていますが、状況によって変動があることを考慮する必要があるようです。
衣装代
撮影の際に着用する衣装ですが、大手企業などといった広告宣伝費が多い場合だとクライアントが用意してくれることもあります。
しかし、個人撮影や中小企業の場合は、衣装代が準備できない場合があります。その場合はモデル側に買い取っていただくのか、カメラマン側の負担なのかという事を明確にしておく必要性があります。
衣装代も全額負担するのか、半分負担なのかなど事前に打ち合わせておくといいでしょう。また、モデルさんに依頼すれば持ち合わせの衣装を持ってきてもらうことも可能なので、モデルさんに衣装があるかどうかを確認しましょう。
交通費
モデルの依頼費に交通費を入れるか入れないかでギャラが変わってくる場合があります。
撮影地より遠方のモデルさんを依頼することで交通費+宿泊費などの経費も増えてくるため、モデルさんを依頼する時には、モデルさんの住んでいる地域も確認する必要があります。
モデルの撮影料金を安く抑えるための方法5選
ここまで、モデルさんの料金事情について解説してきましたが、どのようにモデルさんの撮影料金を安くすればいいのでしょうか?この章ではモデルさんの撮影費用を抑える方法を解説したいと思います。
①副業モデルに依頼する
モデルマッチングサービスなどで副業モデルさんに依頼すると費用面は抑えられる傾向があります。ただし、モデルさんによっては露出完全NGといった場合もあるため、水着撮影等がある場合には、注意が必要となります。
またTwitterやInstagramで「被写体モデル」と募集をかけているモデルさんもいらっしゃるため、一度声をかけてみるのもいいかも知れません
TwitterやInstagramで募集をしている場合には活動地域やギャラの交渉等は慎重に行う必要があります。
②競合は基本的にはなし
競合があるモデルさんだった場合はギャラが高騰してしまいます。契約する際には競合がないモデルさんに依頼するようにしましょう。
また、モデル事務所所属でも事務所自体が競合なしでないと依頼を受けないといった事務所もあるようです。事務所に依頼する際にも詳しく調べてみるといいかも知れません。
③衣装代は用意してもらうように依頼する
撮影に使用する衣装はモデルさんに用意してもらうようにする、着用する衣装代を負担してもらうなど、事前に取り決めておくことで、依頼費用を抑えられる可能性があります。
衣装代に関しても契約前にしっかりと話し合って取り決めておく必要があるでしょう。
④撮影場所の近くに住んでいる人に依頼して、交通費を浮かせる
遠方のモデルさんに依頼すると撮影地までの交通費、撮影日数が複数にまたがる場合には宿泊費用負担といった費用が発生してしまいます。
モデルさんに依頼する際には居住地域の確認をしておく必要があるでしょう。交通費は自己負担、ギャラに含みますなどといった募集にしておき、近隣の方限定で募集をかけておくのも一つの方法かと思われます。
⑤肖像権フリーのモデルに依頼する
モデルさんの一部には肖像権の使用許諾を取る必要がないもしくは肖像権に関する契約料を頂かないモデルさんが存在します。その方々を肖像権フリーモデルと呼びます。
著作権については、上の章でも解説した通りそれぞれのモデルさんが持っている権利のため、契約の前には著作権について詳しく話をしておく必要があります。念のためにお互いの認識に相違がない様にするためにモデルリリースを交わしておく必要があります。
まとめ
ここまでモデルさんのギャラ事情について詳しく解説してきましたがまとめると以下の通りです。
・モデルさんには事務所所属・フリーランス・副業モデルがいる
・モデルさんがどんな立場であれ肖像権は発生する
・インフルエンサーの様なモデルの場合は高額なギャラが発生する
・モデル費用を抑えるためには5つの方法がある
モデルさんに依頼するとなると、様々な契約があって大変です。弊社では撮影だけでなくモデルの派遣代行も致します。モデル選びをしている時間がないという方はぜひお気軽にご相談ください。
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