SEOを攻略するためのキーワード選定の方法
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公開日 2022年03月30日  更新日 2022年04月08日

SEOを攻略するためのキーワード選定の方法

SEOを攻略するためのキーワード選定の方法
今回はSEOを戦略的に攻略するためのキーワード選定方法をご紹介いたします。

SEOを意識したキーワード選定方法

SEOを意識したキーワード選定方法は次の通りです。

STEP1. 軸キーワードの選定

キーワードの選定をする前に、キーワード選定の軸キーワードを選定しましょう。弊社の場合は「ECサイト制作」「SEO対策」「リスティング広告」などの軸キーワードをいくつか選定して、本格的なキーワード選定に取り掛かっています。
軸キーワードの決め方は簡単で、自社のサービス内容から決定します。例えば、化粧品のOEMを行っている企業様であれば、「化粧品 OEM」が軸キーワードになります。このように軸キーワードを決めることから始めましょう。

STEP2. 軸キーワードの関連キーワード選定

軸キーワードが決まれば、その軸キーワードに関連するキーワードを選定します。「ECサイト制作」が軸キーワードであれば、「ECサイト制作 費用」「ECサイト制作 補助金」などが関連キーワードになります。
関連キーワードの探し方は、「ラッコキーワード」「キーワードプランナー」等の無料キーワードリサーチツールを使用することで簡単に抽出できます。
※キーワードプランナーはGoogle広告の機能の一つです。

STEP3. キーワードのグルーピング

関連キーワードを抽出できれば、次はキーワードごとにグルーピングを行います。費用系のキーワード、お悩み解決系のキーワード、コンバージョンに繋がりやすいキーワード、コンバージョンに繋がりにくいけど情報の充実の観点から記事作成が必須のキーワードなどに分けます。
グルーピングの方法はキーワードによって異なりますが、大体で良いのでキーワード同士で共通している事柄でグルーピングするようにしましょう。

STEP4. 検索ボリュームの調査

次に検索ボリュームの調査です。検索ボリュームとは、特定のキーワードがある期間の間どれだけ検索されているのかを表す指標です。一般的には月間検索ボリュームで調査することがほとんどです。
検索ボリュームの調査方法は、キーワードプランナーを使用するのが基本です。ただし、キーワードプランナーはGoogle広告の機能の一部で、広告費を使用していない場合は検索ボリュームは10-100といったようにざっくりした数字でした表示されません、Google広告に広告費を入れて運用している場合は、「10」「100」といったふうに詳細に表示されます。
検索ボリューム自体は有料ツールで代替することも可能です。SEOを本格的に取り組むなら何かしらのSEOツールの導入も検討しておきましょう。

STEP5. 内部リンク設計

軸キーワード、関連キーワード、グルーピング、検索ボリュームの調査が終われば、次に内部リンク設計です。内部リンク設計とは、どの記事と記事をリンクし合うのかを事前に決めて置くことです。
記事作成して、後悔する際に行き当たりばったりで内部リンクを決めることもできますが、事前に「A記事はB記事との関連性が高いから内部リンクし合う」と決めておく方が運営が楽になりますし、大きなSEO効果も期待できます。
関連性の低い記事への内部リンクは正しいSEO評価を得られない原因になりますので、事前にどのキーワードがどのキーワードと関連性が高いのかを見極めて、内部リンクを設計しておきましょう。

STEP6. まとめたKWから優先度の高いキーワードから執筆していく

キーワードが整理できれば、記事執筆していくわけですが、むやみやたらに記事作成しても意味がありません。まずはコンバージョンに繋がりやすいキーワードでの記事(コンバージョン記事)作成を優先的に進めていきましょう。
次にコンバージョン記事に誘導しやすいキーワードで記事作成をします。誘導しやすいキーワードで記事作成しておくことで、見込みの高いユーザーを集客し、コンバージョン記事に誘導することでコンバージョン獲得を図ります。
そのあとは検索ボリュームの高いキーワードから順番に記事作成していきましょう。もちろん、内部リンク設計に沿った内部リンクの設置も忘れずに行ってください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。キーワード選定は一見簡単そうに思えますが、戦略的に選定しないと上手くいかないことがあります。はじめてキーワード選定する際は1回だけではなく、3回程同じ工程を繰り返し、本当に無駄がないのかどうかを確認しながら進めていくのが良いでしょう。