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公開日 2020年11月19日  更新日 2022年05月13日

化粧品ECサイトの市場規模やネットショップ開設のポイント

美容系ECサイトの市場規模

ネットショップで化粧品を買う人が増えている

ネットショップで化粧品を買う人はここ数年で増加傾向にあります。
TPCマーケティングリサーチによる通販化粧品市場に関する調査では、2018年度の通販化粧品市場は、前年度比4.2%増の4292億円を記録しました。
特に2015年以降は、毎年4%以上成長しています。
ただし、化粧品市場全体から見るとEC化率は6%程度にとどまっており、今後も大きく成長が見込める分野となっています。

ユーザーが化粧品購入でネットショップを使う理由

実際にネットショップを使って化粧品を買う女性は20代〜50代まで幅広いですが、理由としては「価格が安い」ことが一番に挙げられます。
ネットショップではクーポンが出ることが多く、店舗よりも安く手に入ります。いつも使っている化粧品をリピートで買うのであれば、ネットショップを使うほうがお得というわけです。
また、仕事をしている女性であれば店舗に買い物に行く時間を取ることが難しいため、通勤時間中に閲覧し買い物ができるネットショップの人気が高いという事情もあります。

化粧品ECサイトを始める前の注意点

実際に化粧品を販売するために必要な許可申請は、2種類存在しますのでそれぞれご紹介します。

化粧品製造業許可

化粧品を製造する場合に必要な許可

化粧品製造販売業許可

化粧品の製造と販売をおこなう場合に必要な許可

前者の「化粧品製造業許可」は化粧品の製造に関する許可、後者の「化粧品製造販売業許可」は化粧品の流通や販売をするための許可となります。
単に化粧品をネットショップで販売するだけであれば、特別な免許や資格は必要ありません。
化粧品を自分で製造して販売する場合は、上記2つの許可が必要になります。

薬機法(旧「薬事法」)

化粧品などを販売する上で注意すべきなのは「薬機法」です。2014年の法改正以前は「薬事法」と呼ばれていたもので、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療機器」などの販売や運用に関する事を定めた法律です。

薬機法違反をすると行政指導を受けることとなり、悪質なものは逮捕される可能性もありますので気をつけましょう。
サプリメントや健康食品は基本的に「食品」の扱いになるため、「○○病に効く」「○○病が治る」といった、医薬品と同じ効能を謳っているもの、また医薬品と同じ成分を使用しているものは違反となります。

化粧品ネットショップを開設するポイント

定期購入サービスを導入する

化粧水や乳液などの基礎化粧品は、女性なら使う商品が決まっていて毎日使用する消耗品です。ですから定期購入サービスを導入することで繰り返し、長期間にわたって購入してもらえるようになります。この定期購入者を多く獲得することで、安定した売上を見込めるようにもなります。

ペルソナ設計を行う

ペルソナとは、より具体的なターゲット像を設定するマーケティング用語です。
漠然と「40代女性」といったターゲットを設定するのではなく、「40代、専業主婦で中学生と高校生の子どもを持つ。加齢に伴うシワやたるみを気にし始めているが、経済的にもそこそこ余裕があるので多少高価でも良い化粧品がほしい」などといった具体的な人物像を設定することで、ネットショップとしての戦略や方向性を設定しやすくなります。

使い方などの情報を発信する

単に化粧品を販売するだけでなく、その使い方や肌をキレイに保つための日々の習慣に関する美容情報などをネットショップのブログ機能やSNSを通じて発信することも、ユーザーの信頼を得るうえで重要です。

決済方法を増やす

ネットショップでは決済方法が複数使えることも重要です。
自分が使いたい決済方法が用意されているネットショップを選ぶ、という人は少なくありません。
最近はクレジットカード決済だけでなく、電子マネーの類も増えているので、設定したペルソナがどんな決済方法を好むかを踏まえてネットショップに実装しましょう。

サイト内での情報量を増やす(ユーザーの安心感を得るため)

設定したペルソナに向けた情報発信であることを意識しましょう。
発信する内容が役に立つことももちろん重要ですが、そのような情報が定期的に発信され続けていること自体がネットショップの信頼性につながり、ファンが増えていきます。

口コミできる場所を作る

口コミをする女性のイメージ

SNSや口コミサイトなどでの拡散力をうまく使いましょう。
ユーザーひとりひとりも、なんらかのSNSを使っているのが当たり前の時代です。手軽に美容情報の発信ができるので、ネットショップの口コミも拡散させたいところです。

SNSと連携する

自然と口コミが起きるのを待つのではなく、SNSと連携したキャンペーンを仕掛けていきましょう。
例えば、ポイントやクーポンのプレゼントを条件に、商品を購入する際に口コミを書いてもらうといった手法はネットショップでよく使われています。
その口コミをSNSに書いてもらえば拡散につながりますし、抽選でプレゼントが当たるといったキャンペーンもSNSでは効果的です。

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