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公開日 2020年11月19日  更新日 2020年11月20日

失敗しない、ECサイトの始め方

失敗しない、ECサイトの始め方

ECサイトを始める前に決めること

「本当にこの商品が売れるのだろうか」「いろいろなサイトがある中で、自社のサイトを選んでもらえるのだろうか」「本当にこの方法でお金をかけて進めていいのだろうか」ECサイトを始めるにあたって、誰もがこんな不安や悩みを一度は持つのではないでしょうか。

では、このような不安を払拭し、可能性を信じて進めていける原動力とは何か?

それは、マーケティングによる分析とそれをベースにした入念な準備です。

時流だから、と準備もそこそこに安易に進めても、そこに成功への道はありません。

まず、確認しなければいけないのは「売り出したい自社の商品やサービスが、ECサイトでの販売に向いているか」。(すべての商品が、ネット上のサイト情報だけで購入喚起を促すことが可能とは限りません。必要であれば改善を試みることも大切です。)

そして次に行うことは「その商品を購入してくれるであろう人物像(ペルソナ)を明確にイメージすること」。
(このペルソナ設計は非常に重要で、これによって商品の見せ方(写真)、アプローチの仕方(ライティング)、システムの構築内容(検索→選定→注文→発送)が変わってきます。)

これらを踏まえた上で、着手する前に今の方向性が本当に正しいかどうかを確認してみてください。

ECサイトを始める前の準備

次に、事前に何を準備しなければならないのかをリストアップしていきましょう。

商品の写真を用意する

実際に商品を手に取ることができないECサイトでは、掲載する写真や商品情報が売上を左右します。形・色・特徴・機能が訪問客にきちんと伝わるよう、見た目で訴求できる視覚的に表現された画像を用意しましょう。

商品の在庫管理の方法を考える

ECサイトでは注文を受けてから発送・到着までが販売であり、在庫管理は非常に重要。まず、どの商品をどれくらいの数なら販売することができるかを決めた上で、常に注文・発送に対応できるよう、在庫状況や検品をリアルタイムで行える環境を整えることが大切です。Excel等で管理するのか、専用のシステムが必要なのか、どのように管理するかを先に決めておきましょう。

出店方法を決める(自社サイトorモール)

大きく分けると、独立した店舗を自分で構える自社モールでの販売にするか、楽天市場やYahoo!ショッピングのような既存モールに出店するかの方法があります。前者はルールにとらわれずブランディングを発揮することができますが、集客から販促まですべてを自社でやらなければなりません。後者は出店先モールのルールに沿った販売しかできませんが、モールの集客力や販促を活用できるというメリットがあります。販売したい商品の特性や自社の現状を鑑みた上で、より効果的だと思われる出店方法を決めてください。

決済方法を確認する

まず、ECサイト専用の銀行口座を準備し、次に決済方法を決めます。(銀行決済、クレジットカード決済、コンビニ決済、電子マネー決済、Paypal、代引き決済など)
最初は管理しやすく、コストもあまりかからないものを選び、売上が安定してから様々な決済方法を準備するなど、無理のない範囲で始めるのもいいでしょう。

配送方法や梱包の準備をする

ECサイトでの販売において最も大切なことは、配送や梱包におけるクオリティの高さです。どの運送会社に発送を頼むのか。商品の保管場所、梱包はどうするのか。受け取ったお客様が満足して、次もまたリピート購入していただけるよう、丁寧でスピーディーな対応が可能な梱包・配送環境を整えられるようにしましょう。

サイトのデザインを考える

最後は、実際にお客様が見る「ECサイトのデザイン」をどうするかです。大切なのは「見やすく、わかりやすい」こと。「あっ、これイイ!」とお客様の目をひきつけるデザインはもちろん、商品を購入するまでのステップが簡単で入力しやすく、セキュリティも安心できるなど、自分自身がこんなサイトなら購入したいと思えるようなページ作りを意識してください。

ECサイトの方式は、大きく5種類から選べる

ECサイトを立ち上げるには、大きく分けて5種類の方式があります。

少ない負担ですぐ導入できる<ASP>
(導入時間:短、スキル:不要)

業務用のアプリケーションをインターネットを通じて提供するサービス。機能がひと通り揃っている上にサポート体制も整っており、サーバーの管理も不要。ブラウザ上で簡単に運営できるシステムです。

低コストでカスタマイズが可能<オープンソース>
(導入時間:中、スキル:中)

プログラムのソースコードが無料で公開されており、誰でも使えて改良や再配布が可能なシステム。自由に改良できるので、デザインの独自性を高めたり、機能の拡張をおこなうこともでき、サーバーの維持費のみで運営することができます。

他のシステムと連携可能な<パッケージ>
(導入時間:中、スキル:中)

開発されたソースコードをベースにサイトを構築する方式。パッケージソフトを提供している会社のサポートが受けられるため、商品管理システムや外部サイトとの連携手続きも比較的スムーズに行えます。

独自サーバー不要だがカスタマイズは可能<クラウドEC>
(導入時間:短、スキル:中)

ASPとパッケージをあわせたものに近い方式。サーバーを用意する必要がなく、独自にサイトのカスタマイズができることが最大の特徴です。クラウド元のサーバーは提供側が管理してくれるため、常に最新のシステムを利用できます。

ゼロから自由に開発する<フルスクラッチ>
(導入時間:長、スキル:高)

すべてをゼロから自由に開発できるため、あらゆる機能や要件を実装できます。しかし、5つの方式の中で最も時間がかかり、専門的な知識・技術が必要とされます。

ECサイト開設後にやるべきこと

開設後も持続して安定した売上を獲得するためにやるべきことをまとめました。

カスタマージャーニーを作成する

カスタマージャーニーとは、顧客が買い物をする際の「検索→選定→購入→再購入」という一連の流れを時系列で可視化することを意味します。先入観にとらわれず顧客の視点から買い物時の動きを体験することで、販売側の視点では気づけなかった問題点にたどり着くことができます。

ユーザーの離脱率が高いページを改善する

離脱率とは、顧客がサイト内のリンクから次のページに移動せず途中でやめてしまうこと。離脱の理由には「内容がわかりにくい」「記入フォームが複雑で面倒」「サイトや商品に対する不安が払拭できない」など様々ありますが、特定は困難です。そこで、対策のひとつとして覚えておきたいのが、Googleアナリティクスの導入。全体の離脱率はもちろんページ別の離脱率も確認することができます。これにより離脱原因を特定・分析して、速やかに改善していきましょう。

EFOを行う

入力フォームでの離脱率は50%を超えていると言われており、購入を決めて入力フォームまできてくれたのにもかかわらず、顧客の2人に1人が買わずに離れてしまうのが現実です。その理由も「入力項目が多すぎる」「複雑でわかりにくい」など様々その対応策として取り入れたいのが、入力フォームの最適化(FEO)です。顧客にとっての使いやすさを高め、購入率アップにつなげるために、FEOツールの導入を検討してみてください。